Project storyプロジェクトストーリー
対談メンバー紹介
Members Introduction
オレオケミカル事業部/研究チーム
2014年入社
Kさん
オレオケミカル事業部/東京営業チーム
2011年入社
Lさん
Q1.
なぜ研究と営業が一緒に?
営業が顧客の所に一人で行って、商談するというのが普通ですが、我々は化学製品を取り扱っているので、どうしても顧客先で購買担当の方だけじゃなくて技術者の方とお話する機会が多いんです。ですが、正直なところ私は研究職ではないので専門的な範囲はフォローできないこともあります。そこで、彼と一緒に行って専門的な話をしてもらいます。技術者同士で話すと細かいニュアンスなどを正確に伝達することができるのは顧客にとっても私たちにとってもメリットですね。
私たち研究員目線では顧客の声を生で聞けるというのは大きな魅力です。当社は「水素化」をはじめとする有機合成技術に定評はあるんですが、モノとモノを混ぜる配合技術などはまだ発展途上なんです。そういった当社が弱い分野のプロの声が聴けるんです。これは成長に繋がりますし、外部に出ることで新鮮な情報を得ることができますね。
Q2.
印象的なプロジェクト
当社は中間製品を多く扱っていて、顧客となると化粧品会社とか、実際の一般市販品を扱っている企業が多いです。そういった顧客のもとへ同行しました。
年数でいうと2年くらい彼と一緒にプロジェクトに携わっています。
実は営業と同行して顧客の所へ行くなんて入社当初全く想像もしていなかったんです。チームリーダーとかもっと上の方が行くのかと思っていました。入社して2年目から営業と顧客の所に行くようになったんですが、私みたいな年数の浅いものが顧客と話しても良いものかと、初めのころは黙っていましたね(笑)。外部に漏らしてはいけない情報なのかどうかの判断ができなかったんです。でも、ある程度核心に迫らないと、顧客は興味を持ってくれない。そのバランスに悩んでましたね。でもそのバランスは営業と行って保たれていると感じます。
Q3.
お互いの尊敬してる部分は?
私は化学や理系の専門知識を持ち合わせていないので、彼は若いのにしっかりと専門知識があって素直に凄いと思いますよ。そこは私が持ち合わせていない部分なので頼りにしてますし、尊敬しますね。
何といっても人柄の良さですかね。私はずっと理系でやってきたので、根拠とか数字とか明確な優劣をデータから見るっていうのが得意なんです。「当然こうなるでしょ」って思う、まさに理系の人間なんですよ。でも人柄が良いから「この人が言うならやってみようか」って顧客に言ってもらえたりするんです。そういう発想が今までの僕にはなかったんですよね。顧客の心を掴む話し方や人柄を尊敬していますね。
一緒に商談するときは彼の知識を盗もうと思っています。一人でいくときは分からないことが多いので、一緒に行ったら吸収しようと。顧客に積極的に質問をしますし、技術的なところも聞くようにしています。
Q4.
理想のパートナーとは?
営業だけでは深堀りできない話や、専門知識がないとできない提案って多々あると思うんです。私ができない違う観点から提案や話をしてくれる研究員は助かりますね。
理想は営業と研究員の二人が一人になったらいいんでしょうが(笑)。でも今はお互いに補い合っているんで、それはそれで良い関係性が築かれていると思っています。営業に顧客の所へ連れて行ってもらい、先方の技術者の方と一対一で話せる状況を作ってもらっている時点で研究員にとってはありがたい話なんですよ。顧客の要望を正確に反映できるので。当社の技術を顧客にしっかりと説明できるように境界線を理解したうえで、外でも話せるような研究ができればなと思います。
今、一緒に二人で進めているプロジェクトは必ず成功させたいですね。
そうですね!これからもよろしくお願いします!