Science talk理系トーク
対談メンバー紹介
Members Introduction
可塑剤事業部/研究チーム
2015年入社
Mさん
機能化学品事業部/研究チーム
2015年入社
Nさん
Q1.
学生時代はなぜ理系の学部に?
大学の学部を選んだのは、理系科目を幅広く学べると思ったからです。そのなかでも興味のあった分野に傾倒していったように思います。あとは純粋に教科の得意不得意もありますね。昔から理系の科目の方がテストの点数が良かったので。逆に国語などの文系科目がダメで(笑)
僕は学校の授業のなかで、理科の授業が一番好きだったことが理由の一つです。実はMさんとは大学の同級生なんです。研究室も一緒でしたからかれこれ10年ぐらいの仲で。当社に大学の先輩がいて、働きやすい会社だからと勧められたのが新日本理化との出会いですね。
Q2.
理系の人間の性格
確かに自分が文系か理系かでいわれたら理系なんだなって思いますね。というのも、データを見たりするのが好きだったり、調べたりするのが好きだったり。感覚的・感情的に話すんじゃなくて、理論や根拠がないと納得いかなかったりしますから。僕の周りもそういう人が多いですね。でも、そういうまさに理系という人と比べたら自分は私生活では感覚的かもしれません(笑)。もちろん仕事は感覚的ではなく理論的に進めていますが。私生活と仕事で切り替えがあるかもしれないですね。
ケースバイケースかもしれないですが、僕も論理的な方が好きですね。時に感情論も大事なのですが、あまり感情的に物事を言われても納得いかないと思うことはありますし、「何が言いたいのかわからない」っていう気持ちになりますね(笑)。当社の研究員はやはり論理的な人が多い印象です。「こういうデータがでたから、次はこんなデータをとろう。」と判断の根拠が感情的でなく論理的な思考回路を各々持っているように思います。納得のいくアドバイスもたくさんもらえるので、とても助かりますね。
Q3.
研究の楽しさって?
自分が携わったものがたくさんの人の手に渡って、世の中の役に立てるところが研究の楽しさだと思います。実験がうまくいかなかったり、計画通りに進まないこともよくありますが原因を突き止め、工夫して改善した時にやっていて良かったと感じますね。
とりあえず研究をして結果がでれば嬉しいですね。ある程度結果を予想して研究を進めていきますが、期待した結果が出れば楽しいですし、時に想定以上の結果が出ることもあるのでその時は本当に嬉しいです。また、営業と一緒に顧客のもとへ足を運ぶこともあるのですが、顧客に直接製品を紹介して高評価をいただけたときは今までの努力が報われる瞬間ですね。もちろんそれで製品が売れたら最高です(笑)。
Q4.
理系の学生に向けて
僕自身は海外にもっと行っとけばよかったなぁと最近思います。というのも、海外に行けば視野が広がったと思いますし、英語を話せたらどこかで活かせると思うので。学生時代は比較的潤沢な時間があると思うので、自分がしたいと思ったことにいろいろチャレンジすればいいのではないでしょうか。
自分の専攻の枠にとらわれず、これだけは他の人に負けないと思える分野を持っておくと自信にもなりますし、社会に出てからも武器になるのではないかと思います。振り返ってみると、学生生活で何気なく経験したことが社会に出てから別の形で役に立ったりすることが頻繁にあったので、何事もやるからには一生懸命取り組んでおいて損は無いはずです。また、理系の仕事であってもいろいろなタイプの人とコミュニケーションを取らなければならないので、学生時代から面倒くさがらずに様々な人に接しておいた方が良いと思います。そうすれば会社に入ってから、仕事を円滑に進められるはずです。
あと、これから研究職に進む学生さんは選考で今まで勉強したことを話すと思うのですがその勉強をしてきた動機や研究内容を自信を持って話せるようしておくことは必須です。自分が今していることを深堀りしていけば就職活動が上手くいくはずです!頑張ってください!