IRニュース
/ IR News /

2007-06-04 ニュース

オレオケミカル製品の値上げ

新日本理化は、6月出荷分よりヤシ系脂肪酸などオレオケミカル製品全般を値上げする方針を固めた。
ヤシ系脂肪酸が1キログラム当たり35円以上、オレイルアルコール同75円以上(1~3次値上げ合計)、ステアリン酸同20円以上、界面活性剤(ノニオン、アニオン、両性)同10~30円、その他各種エステルなどオレオ製品全般を対象に値上げする。また界面活性剤については、純分換算、原単位の差により上げ幅が異なる。
海外牛脂相場の高騰や国内油脂にいたってはバイオディーゼル燃料や飼料用油脂の需要の増加により原料油脂トータルで供給不足が発生している。また国産ナフサの高騰により原油価格が最高値で張り付き、界面活性剤の生産で使用するエチレンオキサイドも高騰している。
また当社では、これら原料高騰に加えてユーティリティーコストの上昇も激しく、原料をはじめ関連コストアップは既に企業努力で吸収できる範囲を超えており、安定供給を図るためにも価格修正する。

page_top